BRAND GUIDE — BTO・PCブランド

DAIVは生成AI・動画編集・3DCGに向いている?
マウスコンピューターのクリエイターPCを用途別に評価

公開: 2026.08.09 | 更新: 2026.08.09 広告・PR

クリエイターがどこまでPCへ投資すべきかを判断する

マウスコンピューター DAIV クリエイターPC
画像はイメージです。

マウスコンピューターの「DAIV」は、動画編集、3DCG、デザイン、写真、生成AIなど、クリエイティブ用途を想定して設計されたPCブランドだ。
※DAIVシリーズにはデスクトップのほか、ノートPC(N/S/R/Zシリーズ)も展開されているが、本記事では主力のデスクトップPCを中心に評価する。

ただ、PCのスペック表だけを見ると、ひとつ疑問が浮かぶ。

同じGeForce RTXを搭載しているなら、普通のゲーミングPCでもよいのではないか。

たとえばRTX 5070を搭載したDAIVと、RTX 5070を搭載したゲーミングPCがあった場合、GPUそのものの基本性能がDAIVだから特別に高くなるわけではない。
では、なぜクリエイター向けPCというカテゴリーが存在するのか。

結論から言えば、DAIVは「最も安くGPU性能を手に入れたい人」のためのPCというより、制作工程全体を安定して動かすための環境をまとめて購入したい人に向いたPCだ。

この記事では、DAIVを生成AI、動画編集、3DCGという3つの用途から評価し、どんな人に向いているのか、逆にどんな人なら他のBTOを選んだ方がよいのかを整理する。

DAIVとは?ゲーミングPC・ワークステーションとの違い

マウスコンピューターには、ゲーミング向けの「G TUNE」も存在する。
大まかに分ければ、「G TUNEはゲーム中心」「DAIVは制作中心」という違いになる。

ただし、この違いを「ゲームができるか、制作ができるか」で考えると少し違う。
DAIVでも当然ゲームはできるし、G TUNEでもPremiere ProやBlender、Stable Diffusionなどを動かすことはできる。

重要なのは、何を中心にPC全体の構成を考えているかだ。
制作ではGPUだけでなく、CPU性能、VRAM容量、メモリ容量、ストレージ、冷却、拡張性、安定性などが複合的に効いてくる。

DAIVは一般的なクリエイターPCから本格ワークステーションまでカバーする

そして現在のDAIVは、単なる「G TUNEのクリエイター向け」という枠を超え、ブランド自体がワークステーション領域まで拡張されている。

DAIVブランドの連続した階段

  • 一般的なDAIV構成(動画・3DCG・生成AI)
    GeForce RTX + Core / Ryzen を組み合わせた、一般的な制作PC。多くの動画クリエイターやAIユーザーが対象。
  • プロ用途へ進んだDAIV(CAD・機械学習・ビジュアライゼーション)
    現行のFXシリーズ等では、RTX PRO 4500 / 4000 / 2000 Blackwell や RTX A400 / A1000 といったプロフェッショナルGPU構成も選択可能。
  • DAIV FWシリーズ(本格ワークステーション)
    Xeon や Ryzen Threadripper PRO を搭載し、Windows 11 Pro for Workstations にまで対応する公式の「クリエイター向けワークステーション」。

つまり、ゲーミングPCとワークステーションを別ブランドで分断するのではなく、「DAIVというブランドの中で、制作規模に応じてプロフェッショナル領域までステップアップしていける」こと。これが現在のDAIVの最大の特徴だ。

結論|DAIVが向いている人・向いていない人

DAIVが向いている人

DAIVでなくてもよい人

一方、次のような人なら他のBTOも比較したい。

同じRTXなのに、DAIVを選ぶ意味はある?

たとえば「RTX 5070搭載のDAIV」と「RTX 5070搭載のゲーミングPC」を比較した場合、同じGPUであれば演算能力が大きく変わるわけではない。
そのため、単純に「RTX 5070の性能が欲しい」というだけなら、価格の安いBTOを探す方が合理的な場合もある。

しかし制作では、GPUだけが速くても快適とは限らない。

つまりクリエイターPCでは、「一番速い部品を買う」のではなく、「制作工程の中でボトルネックを作らない」ことが重要になる。

DAIVのメリット:ベンチマークに現れない「筐体設計」

設計思想の違いは、特にデスクトップの専用筐体(シャーシ)に強く現れている。
現行のDAIV FXフルタワーシャーシなどを見ると、スペック表に出ないところまで「制作現場でPCをどう扱うか」が設計対象になっていることがわかる。

ハンドル+キャスター

ケース上部のハンドルと底面のキャスター。単なるデザインではなく、重量級PCを作業スペース内で動かしたり、ケーブルを繋ぎ変えるための実用的な設計。

上面インターフェース

机の下(床置き)に配置した際でも、USB端子や電源ボタンへアクセスしやすいよう傾斜をつけて上部に配置。

マグネット式ダストフィルター

フロントや底面のフィルターはマグネットで簡単に取り外せ、水洗いも可能。スタジオ環境でのホコリ対策が容易。

高い拡張性と冷却設計

最大6基のケースファン、電源チャンバー、大型GPU2枚を搭載可能な内部構造、HDD追加などストレージ拡張にも対応。

DAIVの差は、ベンチマークだけには現れない。PCを制作現場でどう置き、どう触り、どうメンテナンスするかまで設計対象になっている。こうした設計は、「ただ性能が出る箱」ではなく「ワークステーションとしての運用性」を意識したものだ。

他BTOメーカーとの対比

同じハイエンドBTOでも、価格を優先するならFRONTIER、冷却や静音性、パーツ構成を細かく詰めたいならサイコム、自作PCに近い感覚でパーツを選びたいならarkhiveなども候補になる。
DAIVの特徴は、それらとは少し異なり、「クリエイターが制作環境として選びやすい状態まで整理されていること」にある。

生成AI・動画編集・3DCGでの適性評価

生成AI用途

クラウドAI(ChatGPT、Midjourney等)中心であれば高性能GPUは不要だ。しかし、Stable Diffusion、ComfyUI、ローカルLLMなどを動かす場合、VRAM容量が生命線になる。
生成AIでは「数字が大きいGPUを買えばよい」と単純化せず、16GBなどの大容量VRAMを搭載したモデル(RTX 5060 Ti 16GBなど)も比較対象に入れたい。

動画編集用途

動画編集では、GPUアクセラレーションの恩恵を受けつつも、素材のデコード、キャッシュ、After Effectsとの連携など、CPUやメモリ、ストレージとの総合力が問われる。
DAIVのように、BTO画面で最初から64GBメモリや複数SSD(OS用+作業領域用)を柔軟に組める環境は、編集作業を止めないために有利に働く。

3DCG・リアルタイム用途

モデリング、シミュレーション、レンダリングと複数の工程をまたぐ3DCGでは、メモリ128GB以上や強力なCPUが求められるケースもある。
ここで、一般的なDAIV(FX/FM)から、プロフェッショナルGPU搭載モデル、さらにはDAIV FW(Threadripper等)へとシームレスに移行できるDAIVブランドの強みが活きる。

DAIVではどのGPUを選ぶべき?

RTX 5060 Ti 16GB

上位GPUと比べて演算性能は落ちるが、16GB VRAMを持つ構成はローカル生成AIでメリットが出る。動画編集や比較的軽〜中規模の制作にも使いやすい。

→ RTX 5060 Ti 16GB搭載BTOを比較する

RTX 5070

生成AIだけでなく、動画編集、3DCG、ゲームなどをバランスよく扱いたい人向け。PC全体の価格を大きく上げすぎず、GPU性能を確保しやすいクラス。

→ RTX 5070搭載BTOを比較する

RTX 5080

高解像度動画、3DCGレンダリング、Unreal Engine、ローカルAIなどを本格的に扱いたい人向け。複数用途を横断するクリエイターにとって余裕のある構成。

→ RTX 5080搭載BTOを比較する

RTX 5090

最高クラスのGPU性能と大容量VRAMが必要なユーザー向け。ローカルAIや大規模3DCGでは魅力的だが、「その計算資源を本当に使い切れるか」を考えたい。

→ RTX 5090搭載BTOを比較する

GPUが決まったら、実際のBTOを比較する

まとめ|DAIVは「自分の制作工程が止まりにくい環境」を買いたい人に向く

クリエイターPCを選ぶということは、最も高性能なPCを買うことではない。
自分の制作工程が止まりにくい環境を買うことだ。

動画編集、3DCG、生成AI。
複数の制作を横断しながら、一台のPCを長く仕事の道具として使いたいのであれば、DAIVは有力な選択肢になる。

重要なのは「DAIVが良いか」ではない。
自分の制作工程に、DAIVという設計思想が合っているか。
そこから判断するのがよいだろう。

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