UnityやUnreal Engineを使って、ゲームを作ってみたい。
そう考えてオンラインスクールを探すと、候補の一つになるのが「デジハリ・オンラインスクール」と「TECH STADIUM(テックスタジアム)」です。
どちらもオンラインでゲーム制作を学べます。
デジハリ・オンラインスクールにはUnity講座とUnreal Engine講座があり、TECH STADIUMにもUnity、Unreal Engine、VFX、3DCGなど、ゲーム制作に関わる複数のコースがあります。
一見すると似ています。
しかし、講座全体を見ると、かなり方向性が違います。
3DCGや映像、VFXなどを含め、クリエイティブ分野へ可能性を広げたいならデジハリ・オンラインスクール。
ゲーム制作を中心に学び、ゲーム業界への就職・転職まで視野に入れたいならTECH STADIUM。
この記事では、「どちらのスクールが上か」ではなく、ゲーム制作を学んだ先に何をしたいのかという視点から、2つのスクールを比較します。
※料金・講座内容は2026年8月20日時点で公式サイトに掲載されている情報をもとにしています。
TECH STADIUMへのお申し込み時に「CORE SPECから申し込んだ」とお伝えいただくと、受講料が1,000円割引になります。
オンライン事前説明を確認する目次
結論:ゲーム制作を「何につなげたいか」で選ぶ
最初に結論です。
デジハリ・オンラインスクールとTECH STADIUMの違いは、単純な料金や受講期間だけではありません。
大きな違いは、学習の出口です。
デジハリ・オンラインスクールが向いている人
- UnityやUnreal Engineを学びたい
- 3DCG、映像、VFXにも興味がある
- ゲーム以外のクリエイティブ分野にも可能性を広げたい
- Maya、Houdini、NUKEなどにも興味がある
- ゲームエンジンを「表現の道具」として使いたい
TECH STADIUMが向いている人
- ゲーム制作を中心に学びたい
- UnityやUnreal Engineでゲームを作りたい
- ゲームプログラマーを目指したい
- VFXや3DCGをゲーム制作につなげたい
- ゲーム業界への就職・転職を検討している
- 短期間で集中的に学びたい
デジハリ・オンラインスクールには、UnityやUnreal Engineだけでなく、Maya、3ds Max、Houdini、NUKE、After Effects、Premiereなどを学べる講座があります。ゲームだけに閉じず、3DCG・映像制作まで横に広げられる点が特徴です。
TECH STADIUMは、Unity、Unreal Engine、ゲームプランナー、VFX、3DCG、VR、C++など、ゲーム開発工程に近いコースを多数用意しています。また、修了者向けにゲーム・IT業界への就職支援も案内しています。
本質的な違いのまとめ
デジハリは、ゲーム制作からクリエイティブ領域へ横に広がりやすい。
TECH STADIUMは、ゲーム制作の中へ縦に深く入っていきやすい。
この違いを理解すると、選びやすくなります。
デジハリ・オンラインスクールとTECH STADIUMを比較
2つのスクールの主な仕様や提供講座を一覧で比較します。
| 比較項目 | デジハリ・オンラインスクール | TECH STADIUM |
|---|---|---|
| 主な方向性 | 3DCG・映像・デザイン・ゲームなど幅広いクリエイティブ | ゲーム制作・ゲーム業界を中心 |
| Unity | あり(Unity講座:99,000円/6か月) | あり(Unityコース/Unity超入門) |
| Unreal Engine | あり(Unreal Engine講座:55,000円/3か月) | あり(Unreal Engineコース/UE5超入門) |
| 3DCG | Maya・3ds Max・ZBrushなど多彩 | 3DCG・セットアップ・リギング等 |
| VFX | Houdini・NUKE・映像系講座など幅広い | ゲームVFXコースあり |
| ゲームプランナー | ― | あり(仕様設計・企画立案) |
| VR | Unity VR講座など | VRコースあり |
| 学習形式 | オンデマンド動画(マイペース)+質問・添削 | 完全オンライン(動画課題+Slack質問無制限) |
| ゲーム業界への就職支援 | 学習領域・講座による(クリエイティブ全般) | 修了者向け無料支援・チーム開発あり |
| CORE SPEC読者特典 | ― | 受講料 1,000円割引 |
| 向いている人 | ゲーム以外にも可能性を広げたい人 | ゲーム制作を中心にしたい人 |
ここで重要なのは、「Unityがあるから同じ」「Unreal Engineがあるから同じ」と考えないことです。
同じソフトウェアを学んでも、その前後に何を学ぶのかによって、身につくスキルの方向性は変わります。
Unityを学ぶならどっち?
Unityを学びたい場合、両スクールに選択肢があります。
デジハリ・オンラインスクールのUnity講座は、受講料99,000円(税込)、受講期間6か月です。公式サイトではゲーム制作講座の一つとして掲載されています。
一方、TECH STADIUMには通常のUnityコースに加えて、プログラミング初心者向けのUnity超入門コースも用意されています。
ここで考えたいのは、「Unityを覚えたい」のか、「Unityを使ってゲーム開発へ進みたい」のかという違いです。
デジハリ・オンラインスクールでは、Unityの外側に3DCG、映像、デザインなどの講座があります。
例えば、3DCGを学びながらUnityへ持っていく。
映像表現を学びながらリアルタイム表現へ広げる。
そのような学び方を考えるなら、デジハリの幅広さは魅力です。👉 デジタルハリウッドの詳細ガイドはこちら
一方で、
「ゲームプログラマーになりたい」
「Unityでゲームを完成させたい」
「ゲーム業界で働きたい」
という目的が明確なら、ゲーム開発を中心にコースを構成しているTECH STADIUMの方が比較しやすくなります。👉 TECH STADIUMの詳細ガイドはこちら
Unreal Engineを学ぶならどっち?
Unreal Engineも両方で学べます。
デジハリ・オンラインスクールのUnreal Engine講座は、55,000円(税込)、受講期間3か月です。
Unity講座よりも受講期間が短く、Unreal Engineを使ったゲーム制作やリアルタイム表現を試したい人にとって入りやすい価格帯です。
また、デジハリにはMaya、Houdini、NUKEなどの3DCG・VFX系講座があります。
そのため、
- 3DCG → Unreal Engine
- Houdini → Unreal Engine
- 映像・VFX → Unreal Engine
のように、ゲームエンジンをクリエイティブ制作の一部として捉えることができます。
一方、TECH STADIUMにはUnreal EngineコースとUE5超入門コースがあります。Unityと同様、ゲーム開発そのものを中心に据えた構成です。
Unreal EngineをCG・映像・リアルタイム表現まで含めて使いたいならデジハリ。
Unreal Engineでゲームを作ることを中心にしたいならTECH STADIUM。
という考え方が分かりやすいでしょう。
3DCG・VFXまで学ぶなら、考え方が大きく分かれる
3DCGやVFXまで視野に入れると、2校の違いがさらに分かりやすくなります。
デジハリ・オンラインスクールでは、Maya、3ds Max、Houdini、NUKE、ZBrush、After Effects、Premiere、Unity、Unreal Engineなど、CG・映像制作を横断する講座があります。
つまり、まだ将来の専門領域を決め切れていない人にとっては、
- 「3DCGをやってみる」
- 「VFXにも興味が出てきた」
- 「リアルタイムCGへ進みたい」
と、学習領域を広げやすい構造です。
一方、TECH STADIUMにも3DCG、VFX、セットアップ、アニメーションなどのコースがあります。
例えば3DCGセットアップコースでは、Mayaを使ったリギングやスキニングだけでなく、制作したモデルをUnreal Engine 5へ持ち込む工程まで扱っています。
ここにも両者の特徴が表れています。
デジハリでは、3DCGやVFXそのものを一つのクリエイティブ領域として広く学べます。
TECH STADIUMでは、3DCGやVFXをゲーム制作工程へ接続する意識が強くなっています。
ゲーム業界への就職・転職を考えるなら?
ゲーム業界への就職・転職を強く意識している場合は、TECH STADIUMを確認しておきたいところです。
TECH STADIUMは公式サイトで、修了者に対してゲームクリエイター・エンジニアとしての就職・転職支援を無料で提供すると案内しています。
さらに、修了後にオリジナルプロダクトやインディーズゲームのチーム開発プロジェクトへ参加できる制度も案内されています。
ゲーム制作を学ぶ場合、「ソフトを操作できる」だけでは仕事にはつながりません。
- 自分で作品を完成させる
- ポートフォリオとしてまとめる
- チームで制作する
- 求人へ応募する
こうした学習後の工程まで含めて考える必要があります。
その意味で、ゲーム業界へ入ること自体が目的なら、TECH STADIUMは比較する価値があります。
ただし、スクールを修了すれば自動的にゲーム会社へ入れるわけではありません。
採用では、ポートフォリオ、技術力、これまでの経験、希望職種など、複数の要素が影響します。
就職支援は「就職を保証するもの」ではなく、学習後の行動を支える仕組みとして考えるのがよいでしょう。
料金と受講期間を比較する
料金だけを見ると、少し意外な違いがあります。
デジハリ・オンラインスクール
ゲーム制作カテゴリーでは、
- Unity講座:99,000円(税込)/受講期間 6か月
- Unreal Engine講座:55,000円(税込)/受講期間 3か月
と案内されています。特にUnreal Engine講座は、比較的試しやすい価格です。
TECH STADIUM
TECH STADIUMは公式トップページで、コースについて「1コース9万円」「全コース10万円前後」と案内しています。一方で、ページによって料金表記に差が見られるため、実際に検討するコースの最新料金は事前説明で確認した方が安全です。
標準的なコースは約2か月で進める構成が多く、比較的短期間です。
つまり、時間をかけて学ぶデジハリに対して、短期間で集中するTECH STADIUMという違いもあります。
ただし、受講期間が長ければ優れているわけでも、短ければ効率的というわけでもありません。
仕事や学校と並行してどの程度の時間を確保できるかも含めて判断する必要があります。
学習スタイルにも違いがある
どちらもオンラインですが、学び方にも違いがあります。
デジハリ・オンラインスクールでは、オンデマンド型の動画授業を中心に、自分の好きな時間に学習できます。公式サイトでは、質問や課題添削、希望者向けの目標設定・進捗確認などのサポートも案内されています。
TECH STADIUMも動画教材を使って進める完全オンライン型ですが、Slackを使って講師へ質問しながら課題を進める形式を採用しています。公式サイトでは質問回数を無制限としています。
したがって、豊富なクリエイティブ講座の中から自分のペースで学びを広げたい人と、ゲーム制作の課題を進めながら、分からないところを都度質問したい人でも選択が分かれます。
受講者の口コミから見えるTECH STADIUM
TECH STADIUMの受講者レビューを見ると、次のような評価があります。
- 自分の時間に合わせて学習できた
- UnityだけでなくAPIやPhotonまで学べた
- クライアントからサーバーサイドまで制作した
- 質問へのレスポンスが速かった
- 課題があり、理解したつもりで終わらなかった
一方で、別の口コミ媒体では、講師からのフィードバックが期待より少なかったという声もあります。
コースや担当講師、受講者が期待するサポート方法によって、体験に差が出る可能性があります。
そのため、申し込む前には、
- どの程度質問できるのか
- 課題にはどのようなフィードバックがあるのか
- 自分の経験でコースについていけるか
をオンライン事前説明で確認しておくとよいでしょう。
それぞれが向いている人(選び方の整理)
デジハリ・オンラインスクールが向いている人
デジハリ・オンラインスクールが特に向いているのは、ゲーム制作だけに進路を絞り切っていない人です。
- UnityやUnreal Engineに興味はある
- でも3DCGも面白そう
- 映像制作やVFXにも興味がある
- 将来的にはゲームだけでなく、映像、広告、CG、インタラクティブ表現などにも関わるかもしれない
そのような人にとって、デジハリの講座領域の広さは魅力があります。
特にゲームエンジンは、現在ではゲーム制作だけに使われるものではありません。映像、バーチャルプロダクション、リアルタイムCG、XRなど、用途は広がっています。
まだ自分の専門領域を決め切らず、クリエイティブ領域を探索したい人はデジハリを検討しやすいでしょう。
TECH STADIUMが向いている人
TECH STADIUMが向いているのは、逆に目的がかなり明確な人です。
- 「ゲームを作りたい」
- 「ゲームプログラマーになりたい」
- 「ゲームのVFXを作りたい」
- 「ゲーム業界へ転職したい」
このように、自分が進みたい方向がゲーム制作へ寄っているほど、TECH STADIUMのコース構成と合いやすくなります。
UnityやUnreal Engineだけではなく、ゲームプランナー、VFX、3DCG、アニメーション、C++などが用意されているため、ゲーム制作の中で自分が担当したい場所を選びやすいのも特徴です。
目的から選ぶオンラインスクール
デジハリ・オンラインスクール
3DCG・映像・ゲーム制作まで幅広く学びたい
TECH STADIUM
ゲーム制作・ゲーム業界を中心に学びたい
迷ったら、「ソフト」ではなく「その先」で選ぶ
Unityを学びたい。Unreal Engineを学びたい。
スクールを探すと、どうしてもソフトウェア名から比較してしまいます。しかし、本当に考えたいのはその先です。
クリエイティブ表現へ広げる
ゲーム以外の3DCG・映像・VFXにも広げたい
→ デジハリ・オンラインスクール
ゲーム開発・エンジニア特化
Unity・UEでゲームを作ることを中心にしたい
→ TECH STADIUM
キャリアチェンジ・就職重視
ゲーム業界への就職・転職支援も重視したい
→ TECH STADIUM
リアルタイム表現・XR活用
ゲームエンジンを映像やクリエイティブ表現に使いたい
→ デジハリ・オンラインスクール
という選び方が分かりやすいでしょう。
まとめ:どちらが優れているかではなく、行き先が違う
デジハリ・オンラインスクールとTECH STADIUMは、どちらもUnityやUnreal Engineを学べるオンラインスクールです。
しかし、比較していくと、その先にある景色はかなり違います。
デジハリ・オンラインスクールには、3DCG、映像、VFX、Web、デザインなど、幅広いクリエイティブ領域があります。
ゲーム制作を入口にしながら、別の表現分野へ広がっていくことができます。
一方のTECH STADIUMは、Unity、Unreal Engine、VFX、3DCG、ゲームプランナーなど、ゲーム制作を構成する職種へ細かく分かれています。
そのままゲーム制作やゲーム業界へ深く入っていきやすい構成です。
だから、どちらが優れているかを決める必要はありません。
大切なのは、ゲーム制作を学んだあと、自分はどこへ行きたいのか。
そこから逆算することです。
まだ方向を広く探したいなら、デジハリ・オンラインスクール。
ゲーム制作を軸に進むことが決まっているなら、TECH STADIUM。
まずは自分が作りたいものと、将来やりたい仕事を一度整理してから選ぶと、スクール選びで迷いにくくなるでしょう。👉 AI・クリエイティブ学習ガイドの全体像はこちら
参照した情報
TECH STADIUMのオンライン事前説明を確認する
お申し込みの際に「CORE SPECから申し込んだ」とお伝えいただくと、受講料が1,000円割引になります
※対象:TECH STADIUMの全講座よくある質問 (FAQ)
完全な未経験からゲーム制作を学ぶならどちらがおすすめですか? +
プログラミングやゲーム開発そのものを一から作ってみたい場合は、TECH STADIUMの「Unity超入門」や「UE5超入門」が検討しやすいです。一方、まずは動画教材を見ながら自分のペースで3DCGやゲームエンジンの基礎操作を広く試したい場合は、デジハリ・オンラインスクールが向いています。
ゲーム業界へ転職したい場合、どちらが有利ですか? +
ゲーム業界への就職・転職支援やポートフォリオ制作、チーム開発を重視するならTECH STADIUMが有力な候補です。一方、3DCG・映像・VFXなどゲーム以外のクリエイティブ領域まで学習の選択肢を広げたい場合は、デジハリ・オンラインスクールも比較しやすいでしょう。
受講に必要なパソコンのスペックはどのくらいですか? +
受講に必要なPCスペックは、Unity、Unreal Engine、Mayaなど使用するソフトやコースによって異なります。特に3DCGやUnreal Engineを扱う場合はGPU性能やメモリ容量が重要になるため、申し込み前に各講座の推奨環境を確認してください。制作内容に合わせたPCの選び方は、CORE SPECのBTOパソコン購入ガイドでも解説しています。
TECH STADIUMの受講料1,000円割引特典はどうやって使えますか? +
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